VMWare ESXi に Ubuntu の VMware用仮想マシンをデプロイするには

仮想ハードディスクイメージのダウンロード | Ubuntu Japanese Team で配布されている日本語化されたデスクトップ用 UbuntuVMWare イメージをそのまま VMWare ESXi にデプロイするまでのメモである。

単に ubuntu-ja-8.04-vmware-i386.zip をダウンロードしてきて、ESXi にアップロードしても、ディスク形式の問題で仮想マシンを起動すると失敗してしまった。
そこで無償の VMWare vCenter Converter をダウンロードしてきて standalone でインストールし、変換しつつ ESXi にアップロードしたところ成功した。

準備

ubuntu-ja-8.04-vmware-i386.zip をダウンロードして、zip を解凍しておく。

VMWare vCenter Converter での作業

  1. Specify Source で source type に「VMWare Workstation or other VMWare virtual machine」を選択して、
    [Browse...] ボタンから先程解凍したフォルダの中の Ubuntu.vmx を指定して、[Next > ] ボタンをクリック。
  2. Specify Destination で destination type に「VMWare Infrastructure virtual machine」を選択して、
    ESXi の Server, User name, Password を入力して、[Next > ] ボタンをクリック。
  3. その後はそのまま [ Next > ] を何度か進み続けるだけ。
    View/Edit Options でオプションを変更してもいい。
    Advanced Options で Warning が出るが構わず進める。

コンバートがはじまる(同時に ESXi にアップロードされる)。

VMWare vSphere Client での作業

  1. 左のツリーからアップロード先の ESXi のサーバアイコンを選択して、[構成]タブをクリックする。
  2. データストアからアップロード先の項目を右クリックして、[データストアの参照 (B)...] を選ぶ。
  3. ツリーからフォルダ Ubuntu を選択して、Ubuntu.vmx を右クリックし [インベントリへの追加 (A)]をクリックする。
  4. そのままデフォルトのままウィザードを進めて追加したら、データストア ブラウザを閉じる。
  5. 追加された仮想マシンを起動する。
  6. 言語、地域、キーボード、アカウント設定を進めると、コンソールにログイン画面が出てきて完了。