さくらVPSで物理HDD障害後にUbuntuのFile SystemがRead onlyになったときの対応方法

さくらインターネットからVPSの障害報告があり、サービス復旧の連絡があり、SSHできたので気にしてなかった。 しかし後日 unable to open /var/xxx: Read-only file system みたいな感じで軒並みVPS内のサービスが止まってしまっていた。 問い合わせところ既に物理HDD障害は交換で対応済みだが、仮想OSにおいてディスクのファイルシステムに問題があったためだった。 CentOSのデフォルトの方法はサポートの方に紹介いただいたが、元々カスタムOSでUbuntuを入れていたので自力で直したのでメモしておく。

  1. ブラウザでさくらのVPSコントロールパネルを開く。
  2. 対象のサーバのページを開く。
  3. シリアルコンソール(β版)を開く
  4. 強制再起動する。即座にシリアルコンソールで Shift キーを押し続ける
  5. grub メニューで Ubuntu ~ recovery mode というのを選択する。
  6. (initramfs) と入力待ちになったら e2fsck -f -y -v /dev/vda1 を行う。 vda1 のところは仮想環境によるかもしれないので5.でのログを見ておく。
  7. 完了したら reboot で再起動すると普通に起動してくれるはず。

※シリアルコンソールの表示が反応しない時もあるので、手順4以外はVNCコンソールを同時に開いて使っても良い。

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