全検索結果に「損害を与える可能性」と表示してしまった Google のトラブルから見えるもの

タイトルは長いですが中身は短く行こうかと。
詳細は Google検索、世界で不具合 「人的ミス」で全URLに「コンピュータに損害を与える可能性」 - ITmedia ニュース を参考ください。
StopBadware という調査団体からもらった問題のあるサイトURLリストに「/」があったため、全ての検索結果に影響が出たらしい。
自分はリストの確認不足というのは StopBadware の問題だと思うので仕方のないことだと思う。
40分で障害が復旧したことを考えると、以下のように想像できる。
「損害を与える可能性」とする処理は、意外にも「データベースの検索処理後の結果に対して問題のあるサイトかどうかをチェックして画面に表示する」という実装っぽいことだ。
「問題のあるサイト」というデータは対象レコードに何かしらの属性を付加して保持しているものだと思っていた。(このように実装していたら、上記の時間ですべて更新して復旧するのはありえないだろう。)それが検索の後処理だったとは驚きだ。
もしかして Google のクロールデータのスキーマは創業当初からそれほど変わってないということなのだろうか?