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CentOS 5.2 に Postfix を SMTP-AUTH 含めて外部レンタルサーバ仕様でセットアップする

Postfix Redhat Linux

VPSサーバに独自ドメインを用いてSMTPサーバをセットアップしたのでメモしておく。
スパムメール送信防止で Outbound Port 25 Blocking を行っているプロバイダーが多く、自分のところも該当している。そのため、Submission Port 587 でSMTP認証(SMTP AUTH)をサポートする必要があったのでその設定も行う。なお、SMTP 認証は PLAIN でセットアップした。

yum から必要なパッケージをインストール

# yum install postfix.i386
# yum install cyrus-sasl-plain.i386

Postfix /etc/postfix/main.cf の設定

書き換え追加して設定した部分は下記のとおり。mailbox は Maildir にする。SASL の設定を追記した。
※ホストのFQDNは mail.domain.tld で受け取るメールアドレスは user@domain.tld とする。

myhostname = mail.domain.tld
mydomain = domain.tld
myorigin = $mydomain
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
mynetworks_style = host
home_mailbox = Maildir/

# SMTP-Auth
#
smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtpd_tls_auth_only = no
smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
smtp_sasl_security_options = noanonymous
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, permit_sasl_authenticated, reject_unau
th_destination

disable_vrfy_command = yes

レンタルサーバは 1 ホストだけの構成として、mynetworks_style = host とホスト単体に設定した。

新規ユーザ用の Maildir を用意

※既存のユーザには、~/Maildir の同様に作成する。

# mkdir -p /etc/skel/Maildir/cur/
# mkdir /etc/skel/Maildir/new/
# mkdir /etc/skel/Maildir/tmp/
# chmod -R 700 /etc/skel/Maildir

Postfix /etc/postfix/master.cf の設定

smtp と submission をコメント部分を下記のとおり修正して設定する。通常の外部からのメールを受ける場合は、SASL は使わないので SMTP ではオフにする。

smtp      inet  n       -       n       -       -       smtpd
  -o smtpd_sasl_auth_enable=no
submission inet n       -       n       -       -       smtpd
  -o smtpd_sasl_auth_enable=yes
  -o smtpd_recipient_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject

SASL の設定

認証はsaslauthd ではなく、データベース sasldb2 で行う。

/usr/lib/sasl2/smtpd.conf を設定
pwcheck_method: auxprop 
auxprop_plugin: sasldb
mech_list: plain login
認証ユーザ・パスワードを作成
# saslpasswd2 -u mail.domain.tld user

※上記のユーザとパスワードをメーラーでの送信サーバに接続で使用する。

sasldb2のパーミッションを変更

ユーザ postfix で読めるようにする。

# chgrp postfix /etc/sasldb2
# chmod 640 /etc/sasldb2

ファイアウォール /etc/sysconfig/iptables の設定

IN/OUT の 25番, IN の 587 番ポートを開ける。

-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 25 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 587 -j ACCEPT
-A OUTPUT -p tcp -m tcp --sport 25 -j ACCEPT

postfix, iptables のサービス設定・再起動

最後は postfix の自動起動を on にする。

# service postfix start
# service iptables restart
# chkconfig postfix on

sendmail 等を使用していた場合、postfix に MTA を切り替える。

# alternatives --config mta

UBE(迷惑メール)中継対策

http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/antirelay.html
RBL.JPで対策テストができる。
main.cf の disable_vrfy_command = yes はユーザーが存在するか確認できてしまうため VRFY コマンドを無効にしている。